100周年の宝塚に落ちた冬


記憶の中の宝塚・宝塚ファンの方との最初の出会いは、小学生の時、母親の同僚(コンビニのパート)の綺麗な女性だった。

SHAZNAのIZAM(当時流行ってた)似のその女性はコアな宝塚ファンで大林素子さんなどとも宝塚友達だった(らしい。あとから母にきいた)
母親と仲が良くて家に遊びに来たりもしていたその女性の名前と宝塚ファンだったということは強烈に憶えているが、
その後は宝塚ファンの方に関わることもなく
すっかり忘れて過ごしていた。(お元気だろうか。会いたい)

ただ、物心ついたときから男女問わず、中性的な人が好きで女装が似合う男性と男装が似合う女性を見るのが好きという、大きな声では言えない性癖の持ち主であった私は、当時から天海祐希さん、真矢みきさん、真琴つばささんなど宝塚出身の女優さんが好きだったのは覚えている。

その後、東村アキコさんのきせかえゆかちゃんなど東村作品を買い漁る青春時代を過ごし、いつからかあとがきや本編で宝塚についての話が増えていき、今考えるとあれが宝塚ファンとの第2の出会いだった気がする。

東村アキコさんの元アシスタント、はるな檸檬さんのZUCCA×ZUCCAも、ほとんど意味がわからないながらも楽しく読んでいた。

そして2013年12月、たまたま見ていた「誰だって波瀾爆笑」で壮一帆さんに出会う。
素化粧でよそゆきの壮さんである(正確にはOGさんやかなめさんも出演されていた)

ただそこではがっつりハマったわけではなく、数日思い悩んだ末、
年明けを前にして「もう何年も彼氏も出来ないし、これからもしばらくはできないだろうし、宝塚楽しそうだし、宝塚にハマるか」みたいな意味のわからない決意のもと、突然一歩踏み出したのだった.....